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ストレスが引き金に?気象病と更年期の不調。だるい、眠い、何もしたくない…
「気象病」って聞いたことありますか?
気象病というのは、気温、湿度、気圧など、気象の大きな変化がきっかけとなり、自律神経が乱れることで起こる不調の総称だそうで、天気痛とも呼ばれているようです。
症状は、頭痛、めまい、吐き気、首や肩のこり、不眠、疲労感、体のだるさ、やる気が出ない、むくみ、腰痛、関節痛、手足のしびれ、喘息の発作など様々。
これらの症状は、季節の変わり目、梅雨、台風が多い時期に現れやすいので、これからの時期に気になる症状があれば「気象病」かも知れません。
しかし、気象病と似たような症状は更年期でも起こります。
更年期は個人差がありますが、閉経前後の10年間を指し、女性ホルモンの急激な減少が特徴です。
女性ホルモンは全身のさまざまな機能を調整し、女性の美と健康を土台から支えているいわば「女性の守り神」のような存在。
そんな大切な役割のある女性ホルモンが急激に減っていく…って、本当に一大事です!
女性ホルモンの主役であるエストロゲン(卵胞ホルモン)には、
・自律神経を正常に保つ
・脳の機能を維持する
・血管をしなやかに保つ
・代謝を促して肥満を予防する
・骨を丈夫に保つ
といった役割もあるので、分泌量が減少していけば当然、美と健康の土台がグラつきます。
これは、体と心に不調が起こりやすくなる、ということです。
また、自分の体と心の弱いところが表に出やすくなる、ということでもあります。
そのため、更年期に入っていたり、更年期の入り口に差しかかっていたりすると、ちょっとしたことが引き金となって、何となく感じていた痛みや不快感が増してきたり、持病が急激に悪化したり、感情がコントロールできなくなったり…
「私、どうしちゃったんだろう?!」
と、心配や不安になることが起りやすくなるんですね。
更年期の不調の引き金となる要因は、過度なストレスです。
そろそろ梅雨の季節も近づいていますが、不安定な天候が続けば、体と心が受けるストレスは大きくなります。
もしかすると、そのストレスが引き金となって、更年期の不調が表に出てくるかもしれません。
そこで大切なのは、できるだけリラックスすること。
更年期の真っ只中にいる人も、更年期に差しかかっている人も、更年期以降の人も、自分の体と心のリズムを崩してしまう「ストレス」を認識して、できるだけリラックスすることを心がけましょう^^
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