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だるい、眠い、何もしたくない、頭が痛い、イライラする…。天気の変化が更年期の不調を悪化させていることも!?
ここ数年「気象病」という言葉をよく耳にするようになりました。
気象病というのは、気温、湿度、気圧など、気象の大きな変化がきっかけとなり、自律神経が乱れることで起こる不調の総称だそうで、天気痛とも呼ばれているようです。
症状は、
頭痛、めまい、吐き気、首や肩のこり、
不眠、疲労感、体のだるさ、やる気が出ない、
むくみ、腰痛、関節痛、手足のしびれ、喘息の発作 など。
これらの症状は、季節の変わり目、梅雨、台風が多い時期に発症するらしいので、これからの時期は上記のような症状があれば「気象病」かも。
ですが、気象病と同じような症状は更年期にも起こります。
ですので、更年期のお年頃だと、気象病と更年期による不調が合わさって、辛い症状が起きているのかもしれません。
更年期とは個人差がありますが、閉経前の5年間と閉経後の5年間とを合わせた10年間 のことです。
つまり、自分がいつ更年期に入ったのかは、閉経してはじめて分かる ということですね。
たとえば50歳で閉経した人は、45歳が更年期の入り口です。
そして、45歳~55歳の10年間がその人の更年期、ということになります。
この更年期の期間に何が起こるのかというと、女性ホルモンの分泌量が激減 していきます。
一般的に女性ホルモン(主役であるエストロゲン)は、20代後半をピークにゆるやかに減少し始め、更年期の入り口に差しかかった途端、猛スピードで減少 するそうです。
女性ホルモンは全身のさまざまな器官に作用していて、女性の美と健康を土台から支えているいわば「女性の守り神」のような存在。
そんな大切な役割のある女性ホルモンが激減するって、本当に一大事です!
実際に、女性ホルモンの主役である、エストロゲン(卵胞ホルモン)には、
自律神経を正常に保ったり、
脳の機能を維持したり、
血管をしなやかに保ったり、
代謝を促して肥満を予防したり、
骨を丈夫に保ったり、
といった役割もあるので、分泌量が減少していけば当然、美と健康の土台がグラつきます。
これは、体と心に不調が起こりやすくなる、ということです。
また、自分の体と心の弱いところが表に出やすくなる、ということでもあります。
そのため、更年期に入っていたり、更年期の入り口に差しかかっていたりすると、ちょっとしたことが引き金となって、
今まで表に出ていなかった更年期の症状が急に出てきたりだとか、
あちらこちらに何となく感じていた痛みや不快感が増してきたりだとか、
持病が急激に悪化したりだとか、
感情がコントロールできなくなったりだとか、
「私、どうしちゃったんだろう?!」
と、心配や不安になることが起りやすくなるんですね。
更年期の不調の引き金となる要因は、過度なストレス です。
そろそろ梅雨の季節も近づいていますが、不安定な天候が続けば、体と心が受けるストレスは大きくなります。
もしかすると、そのストレスが引き金となって、
頭が重い、眠れない、息が苦しい、
ふとした時にクラっとする、耳鳴りがする、
肩や首が痛い、体のあちこちの筋肉が痛い、
汗が止まらない、手足が冷たい、疲れやすい、
下腹がパンパンに張る、痩せない、
何をするのもめんどくさい…
というような、更年期の不調が表に出てくるかもしれません。
更年期の真っ只中にいる人も、更年期に差しかかっている人も、更年期以降の人も。
自分の体と心のリズムを崩す「ストレス」を認識して、できるだけ解放(リラックス)することを心がけましょう^^
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不安定なお天気が原因で起こる不調(気象病)も、更年期の不調も、自律神経の乱れが関わっています。
だから、いちばんの解決策は自律神経を整えること。
そのためには、頑張り過ぎず、リラックスすることが大事です。
今起きている不調をなんとかしたい。
不調を予防したいけど、実際に何をすればいいのかわからない。
誰かの手を借りてリラックスしたい。
メンテナンスしたい!
というときはどうぞご相談ください^^
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最後まで読んでいただきありがとうございました♡